顕微新書 

書きたいことなんてないけど習慣だから毎日書いてます

執着のない人生を

f:id:itaidesuga:20190424233224j:plain

諦める、拘らない、執着しない。

 何かやらなければいけないことがある。でもそれをやるのは面倒だ。だったら、いっそやらなければいいのではないか?

 

 こういった考え方は、最近広まりつつある。その究極系がミニマリスト。無駄なことはしない。いらないものは携帯しない。車も持たない。結婚もしない。自分の身の周りから無駄な事物を排除する。そんな生き方だ。最近では、自宅(つまり住所)すら持たない人もいる。ノマドワークでお金を稼ぎ、友だちの家や格安の宿を転々とする。

 

 むろんこういう生き方は、普通の人にはとても受け入れられるものではない。今、生活しているうえで当たり前にあるほとんどのものを捨てなければならないからだ。そんな覚悟は、僕にもない。ただ、ミニマリストに多少の憧れを感じることも事実である。執着のないことはいいことである。拘らない、諦める、ということができる人間は、ストレスフリーに生きていける。そのほうが幸せである。

 

 だからなるべく、自分の環境、あるいは自分自身を、ストレスフリーに近づけていく。

 

 例えば、僕は子供を作らないと決めている。少子化の時代に何を馬鹿なことを、と思うかもしれない。でも、僕の自由だ。子供を作らないことが犯罪にはならない。子供を育てることの幸せ、というのはあるかもしれないが、今この時間を子育てに割こうとは到底思えない。そんな精神状態じゃない。だから子供は作らない。

 

 暗めな話になってしまったので、平和な例を。僕は、家から職場に毎日弁当を持参している。ただ、弁当を温めるにも、電子レンジが一台しかないので行列ができる。温めるのがアホらしいので、冷めたままの弁当を食べ続けたら、むしろ冷めたままの方が好きになった。そういう諦め方もある。