顕微新書 

書きたいことなんてないけど習慣だから毎日書いてます

あー、えー、そのー・・・

 

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不治の病・・・?

 最近、あることにトライしている。それは会話の途中に「あー」とか「えー」とか「そのー」とかをはさまないようにすることだ。

 

 なぜか。僕がまだ生意気な子供の頃は『ぜってー「あー」とか「えー」とかほざく、だっせぇ大人にはならねぇ!』と決めていたのに、なぜだかまるでいっぱし(いっぱし?)の大人のような、そんなつまらない大人になってしまったのかという落胆、という世の「あー」「えー」「そのー」多用者の方々には失礼極まりない理由から、『じゃあ、「あー」とか「えー」とか「そのー」とか使わないように会話をしてみよう!』という、子供のころの生意気な想いを叶えてみようと思ったのだ。

 

 幸い、一社会人として生きているため、仕事関係会話には事欠かない。その会話の中で実践を試みたのだった。

 

 僕   「田中さん、例の・・・・・・・・・・・・」

 田中さん「・・・ん?どうした僕くん?(汗」

 僕   「いや、あの、えーっと・・・・・」

 田中さん「いや、マジでどうしたの?」

 僕   「だから、そのー・・・・・・・・・・」

 

 もうダメダメであることがおわかりいただけると思う。言いたいことが口からまったく出てこないのである。しかしこれはもはや、会話のリズムとして「あー」「えー」「そのー」なのか? とも思ったが、どうやら違うようだ。どちらかというと、「時間稼ぎ」なのだ。固有名詞を思い出す間を持たすための「あー」「えー」「そのー」なのだ。だから、田中さんは「こいつ話しかけたと思ったいきなり溜まり込んでどうしたんだ?」と訝しむわけである。もう、慣れきってしまったら治すのは難しい。いや、直す必要ないのかなぁ・・・。