顕微新書 

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十連休

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やっと十連休。

 今日はある意味仕事納めみたいなものだった。十連休を前に、職場全体がまるで年末みたいにそわそわした雰囲気になっていた。というか、よく考えてみれば年末年始だっていいとこ六連休くらいである。それに比べたら、休暇を取る必要のない、ナチュラルな十連休というのはちょっと異様でもある。いまだかつてないのではないだろうか。少なくとも僕の記憶にはない。

 

 連休前の週ともなると、みんな連休に目が行く。もうそれしか見えていないし、口では「連休明けに備えてしっかり仕事しろよ」なんて格好のいいことを言っているが、三十分後には連休はどこに行ってなにをするかみたいな話をしているのである。十連休の魔力は恐ろしい。

 

 そもそも、この十連休とはご存知の通り、天皇の即位が絡んで生まれたスペシャルな連休である。それにも関わらず、天皇の話や平成から令和に元号が変わるといった話は思い出したらする程度で、本題はやはり十連休。実にわかりやすい。

 

 かくいう僕も、僕も天皇や令和より、よっぽど十連休のほうが感心が強い。なぜなら、そっちのほうが自分の生活により絡んでくる事柄だからだ。僕だってサラリーマンである。休めるのならたくさん休みたい。

 

 十連休なんて持て余す、という人もいるだろう。確かに、どこに出かけても混んでいて、できることなんて限られているかもしれない。それでも、何かしら行動してみたらいい。ボケーッとしているよりは健康的である。一人で家にこもってできること、ゲームでもいいし、映画鑑賞でもいい。とりあえず、なんでもいいから新しいことを始めてみる。仕事で忙しいと、たとえ土日でも、多少のリスクすらなかなか取れないものである。せっかくなので、大いに楽しむべきである。