顕微新書 

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「アニメタイアップ」の旨み

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写真と記事の内容は無関係。

 「名探偵コナン」が大変な人気があるようで、新作映画「紺青の拳」は公開第一周の興行収入で、昨年の「ゼロの執行人」を超える盛り上がりだそうだ。かくいう僕も(嫁の誘いとはいえそれなりの期待に胸を躍らせながら)「紺青の拳」公開初日に映画館開場の列に並んでいた。また、コンビニの「セガラッキーくじ一番くじみたいなやつ)」は、上位賞は既にほぼ当選済み。コンビニ店員も「コナン人気って、そんなに凄いの?」と、やや困惑気味の様子。

 

 そんなコナンフィーバーに、上手くあやかっているのが「くら寿司」ではないだろうか。

 

 くら寿司には、寿司皿五枚ごとに景品(カプセルトイ)が当たるゲームに挑戦することができる「ビッくらポン!」というアトラクションがある。通常の景品はお寿司のキーホルダーなのだが、キャンペーン期間中の景品はアニメグッズ等に入れ替わる。

 この「ビッくらポン!」でゲットできるコナン景品は計一三種類。景品がゲットできる確率は、経験上の感覚値では1/5。つまり、全種類をゲットするには、最低でも六五皿をたいらげなければいけない。

 

 コンプリートするには、経済面はもちろんのこと胃にも大きな負担がかかる。一人で六五皿は無理。数回にわけて足を運ぶか、友人(それも恐らくコナンファンの同志以外の)を連れていくしか道はないように思える。

 

 しかし荒業もある。それは、「一貫二百円(皿二枚)&シャリプリ(シャリが半分)」のネタを注文し、腹のスペースと皿の枚数を稼ぐ、という方法。ちょっと損した気分にもなるかもしれない。

 

 ただし、オタクは金を惜しまない。企業にとってアニメタイアップは、恐らく寿司より美味しい。