顕微新書 

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頭文字(イニシャル)に支配される元号

 

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絶対に被ってはいけないイニシャル。


 2019年5月1日に施工される元号が、昨日発表されましたね。その新元号をここで紹介するまでもないのであえて書きませんが、新元号に対する第一印象は「昭和」でしたね。「和」がね・・・。

 

 読み数は三文字なので、平成に比べてはやく浸透しそうな気がします。でも、しばらくのあいだはイントネーションに苦しめられそうです(「B'z」みたいに)。「昭和」と同じイントネーションじゃないんですよね、新元号。似ているだけに、ややこしい。イントネーションの意識さえ統一されれば、違和感もすぐに消えることでしょう。

 

 また、昭和なら「S」、平成なら「H」といったように、頭文字(イニシャル)も話の種になってますね。新元号のイニシャルは「R」ですね。「R18年生まれの子どもは、なんかエッチで可哀そうだね」と話題になっています。まぁ、平成生まれの人たちは例外なく「エッチ」ですけどね。そういう僕も「エッチ生まれ」ですけどね。

 

 役所の申請書類は、和暦のイニシャル(T/S/H)に〇をつけるフォーマットだったりします。よって新元号は、既存のイニシャルと被らないように決定されるのでは、と噂されていました。でもそれって、おかしくないですか?

 

 日本にとって重要な役割を担っている(と言われている)、その元号の決め方が「申請書のフォーマットありき」「至近の既存元号とイニシャル被らないようにしなければいけない」って・・・。仮にも日本中が注目している元号が、ですよ。

 

 もし噂が本当だとしたらどうなるのか。「いやぁ! いいねこれ! これしかないよ!」と満場一致で決まりかけた元号「でも待ってください! イニシャルがHです!」「えぇ、じゃあダメじゃん、使えないじゃん」と覆される。元号って、そんなもんでいいんですかね?