顕微新書 

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どっちかの料理ショー

 

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 「美味しいけど値段が高い料理」か「美味しくないけど安い料理」、どちらがいいか? と質問されたら、どう答えるだろうか。「僕は美味しいほうを選ぶ」「私は安いほうがいい」と答えるのが普通だろう。

 

 じゃあ例えば、「死ぬほどうまいけど1皿1億円」の料理を、食べたいと思うだろうか。そこまでして「食べたい」と思うのは、嘘みたいな金持ちだけだろう。同じように、「100人食べたら100人吐くけど1皿1円」みたいな料理も、食べたくないはずだ(怖いもの見たさで食べる人はいそうだけれど)。

 

 ようは、「どちらかで選べ」みたいな質問をされても、与えられる条件によって答えは変わるから、一概に「こっち!」と判断できない。そういう「1か0か」「白か黒か」みたいな判断をしてしまう人、またはそういう質問をしてくる人は、普段からあまり考えていない人なのだな、と思う。

 

 同じような質問に「彼女(彼氏)を選ぶなら、顔と性格、どちらが大事か」みたいな質問がある。そんなの、どっちも大事にすればいいんじゃないの? と思うのだけれど、どうだろうか。どちらかに絞らなければいけない理由はないはずだ。

 

 第一印象、という言葉がある通り、人間はまず見た目で他人を判断する。であれば、最初は自分の好みの容姿を判別するのが普通だろう。事実、多くの人が、自分好みの容姿に目を奪われているはずである。

 

 その「容姿」の代表格が顔だから、まずは顔で選ぶ。顔が好みだったら、話してみて、性格はどんなかな? と探りを入れてみる。それで性格が良ければアプローチすればいいだろうし、ダメだったら他を探せばいい。結婚相手を探しているのなら、なおさら妥協する意味はない。