顕微新書 

書きたいことなんてないけど習慣だから毎日書いてます

絵に関する日記 9日目

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【成長】

・タイツ塗った。正直、取りかかるのがかなり面倒に思っていた部分だけど、頑張って始めたよ。偉い。

・モノクロレイヤーでベタ塗りしていたものをカラーレイヤーに変更 →明度調整で若干明るく(グレーに)する →外側は暗めに/内側は明るめに塗る →タイツの繊維方向(輪切り方向)に沿って「柔肌ブラシ」「乗算」で暗い色を置いていく(質感表現のため) →「エアブラシ(スプレー)」でさらにタイツのザラザラ感を追加 →ハイライトを細く乗せる →リムライト

・もうさ、トーン化してモアレで汚くなるくらいだったら、グレースケールでよくね?

 

【反省】

・「グレースケールでよくね?」とか言ってるけど、本来、漫画表現を勉強するためにトーン化前提で描いていたものだから、これはもう失敗である。

 

【その他】

・一つの作品に長い時間をかけるのは、最初のうちはいい。でも、一作品にかける時間が長ければ長いほど、マンネリ化・飽きに繋がることもあるし、何より本来のイラストのテーマ・コンセプト・前回からの課題を忘れがちになってしまうのであまり好ましくない。

・他人の無知に寛容なのは、自分が無知であることを知っているからだ。無知を責められると「僕はなんてダメな人間なんだ」と思ってしまっていた。学歴社会という言葉が表す通り、学校の勉強でいかに知識を詰め込み、多くのことを知っているかが、優秀さの基準になりがちだからだ。でも実際問題、知らなければ、調べて知ることですぐ解決する問題なのである。知識の有無というのは些細な問題といえる。だから、他人の無知も大したことではない。優しく教えてあげればいいのである。無知を責めることは単なる八つ当たりと捉えればよい。

・凄く嫌な夢を見た。母と兄が、とてもつまらない人間になっていた。人生で初めて、しかも夢の中で、「これが幻滅か」と悟った。それは逆を言えば「他人に裏切られた」という経験をしてこなかった人生であり、それはすなわち「人を見る目があった(最初から人の本性を見抜いていた)」ということではないだろうか。だとしたら、中々やるじゃないか、僕。

・今日は体調が優れなかった。昨日何してた?

①サムライマック食べた

②5時間ノンストップお絵描きした

③眠りが浅かった

うーん、だるいはずである。

・僕は絵を描くことに興味があるのではなく、絵が上手くなる過程、何をしたら上達するのか、それを探求・解明することに興味を抱いているのでは?
・前提条件として「上手い絵とは何か?」を定義付けする必要がある。今は眠いので考えない。

・自分が体感した絵の技術を、他人に知らせたい。反面、結局は自分でいろいろやってみないとわからないことだらけだよ、とも思う。

・僕が伝えるべきは、その中間だろう。「とにかく、無駄を恐れず色々試すしかないよ。でも、こういう方法もあるから、心当たりがあれば試してみてよ。」という態度。

・暗中模索の中で何の手がかりもないまま、自分だけの勘、否、当てずっぽうな方法論で上手くなろうなんて、(よほどの天才でない限り)非効率を通り越して無謀と言える。