顕微新書 

書きたいことなんてないけど習慣だから毎日書いてます

邪険にしてきた無駄を取り戻したい

 アニメ版「月刊少女野崎くん」を視界の隅に入れながら日記を書いている。いやぁ面白いよね。よくこんな面白いもん作れるよなぁ。

 

 それに引きかえ、僕の文章のつまんねぇこと。なんだろう、老人っぽいんだよね。書いているうちになぜか怒りが湧いてきて説教臭くなってくる。何に対する怒りなんだ一体全体。老害エッセイ。二十代なのに。わけがわからん。そんななので、日記は崩した文章にしたりしている。アンチエイジングを図る二十代。ますますわからん。

 

 「働かないふたり」という漫画を描いている吉田覚さんのブログが超面白い(今は更新してないみたい)。真面目に不真面目なことを書いている。怪傑ゾロリなんて目じゃないぜ。何したらあんなユーモア出せるんだ。多分だけど、無駄を大事にしているんだろうなぁ。漫画もすごく無駄だらけで面白いもんなぁ。いやこれ褒めてます。すごくわかるんですよ。なぜなら僕が無駄を邪険にする人間だから。遊びがないとかじゃない。何で遊んだらいいかがわからないんだと思う。昔っから遊ぶことすらも面倒くさがる生きた屍だった。非常にまずい生き物だ。

 

 唯一の救いだったのは兄がいることだった。歳の近い人間で、一番変わっていて一番面白い人間が、唯一の兄弟である兄だった。否、実は姉も一人いる。干支が同じである。つまり12歳も離れている。加えて家出がちであった(らしい)ので、一緒に住んでる記憶がほぼない。今でも会う時は緊張する。その存在は従妹(いとこ)に近い。それはともかく、歳の近い兄貴がいなかったら僕は本当に家で野垂れ死ぬだけだったに違いない。

 

 身内話になってしまった。とにかく僕は無駄を嫌う。漫画・アニメ・ゲーム。やって意味あんのか、と思ってしまう。オマケに天邪鬼と来ている。みんなが好きなものを好きになりたくない。そんなこんなで次第に好きなものがわからなくなってくる。たまに「これ好きだな」と思ったものに出会っても「やっぱそんな好きじゃないかも」と思ってしまう。そうやってだんだん腰が重くなるんだろうな。憧れの兄と離れたことによって、さらに腰にウェイトが増えた気もする。情けねぇ。

 

 なんだか話題もぐったりしてきた。あぁ、明日も仕事だ。仕事なんてしてる場合じゃないんだよな。邪険にしてきた青春を取り戻すための時間に充てたい。映画見たりゲームしたりしたい。ジブリ映画とかちゃんと見たことないし。バックトゥザフューチャーとかターミネーターも見たことない。ドラクエもFF(XIV以外)もやったことがない。ドラゴンボールとかハンターハンターとかも読んだことない。邪険にしてきた無駄を取り戻したい・・・。

 

 いや取り戻せばいいんだけどね。時間を確保しようと思えばできる。でも最近、絵を描いてて、それが最近楽しくて。今はそこに時間を充てたい。好きを取り戻すために描いてるってところもあるから。絵って一から自分で創り出す行為だし、好きをじっくり見つめる時間でもある。「あーでもない、こーでもない」「なんか違う、なんか違う」を繰り返すことによって好きを取り戻す。埋もれた本音を堀り返す大事な時間だ。

 

 さっさと絵で稼いで脱サラしよう。答えがでた。寝よう。おやすみ。