顕微新書 

書きたいことなんてないけど習慣だから毎日書いてます

仕事始め

f:id:itaidesuga:20190507234909j:plain

思い出の写真、というわけではない。

 今日は、十連休が終わり、令和始まって以来初の出勤だった。まさかこれほどまでに、朝がしんどいとは思っていなかった。連休は、本当に夢のように過ぎていくのだな、と結構真剣に受け止めるしかなかった。

 

 会社では、GWは何してただのどこ行っていただのと、あまり興味のない他人の思い出話に付き合わされるのだろうな、と思いきや、意外にもみんな、連休前の仕事を思い出すのに必死でGWなんて話題にも挙がらなかった。ただ黙々と、リハビリのように仕事に取りかかるのである。僕なんかとは違って、連休が終わる前に頭の中は仕事モードに切り替わっていたのかもしれない。僕は、どうすればこの十連休を十一連休にできるかと割と真剣に悩んでいたほうだった。ちなみに、僕はお土産を買うのが大好きで、旅行に行く度に必ずお土産をかっていくのだけれど、僕以外の誰もお土産を買ってきていなかった。みんな、いい意味でドライなのだな、とちょっと感心したと同時に、なんだか「僕だけ連休気分を引きずった奴」みたいに思えて、お土産を渡すのが少し恥ずかしかった(どうせみんな、ネズミミ付けながら夢の国ではしゃいでいたに違いない)。

 

 ところで、連休明け初日にして、やはり令和の実感はない。前日書いた通り、令和だからといって馴染みの深い行事があるわけでもなく(そもそも元号改正が馴染みが無いので)、例年通りのGW明けに他ならない雰囲気であった。GW同様、元号改正に関しても、業務上の話すら挙がらない。みんなあれだけ、四月一日元号改正の時は仕事すらほっぽいてにテレビに釘付けだったのに・・・。大量消費は「もの」に限らない、つまり「話題」や「情報」も、まるでわんこそばを食うように消費されるのだな、と改めて実感した次第。